S&P500は投資信託とETFどちらでも買える!初心者向けに違いをわかりやすく解説

新NISA・株

いざ新NISAで商品を買おうと証券会社の画面を見ていると、ある疑問にぶつかる方は多いのではないでしょうか。

それは、「投資信託の画面にも、ETFの画面にも、『日経平均』や『S&P500』という同じ名前の商品がある」ということです。

さらに、運用会社によって価格も異なるため、「同じS&P500なのに、どれを選べばいいの?」と混乱してしまいます。

実は私も最初はそう思っていました。

結論から言うと、同じS&P500でも、運用会社や買い方のルール(投資信託かETFか)が異なる商品がたくさんあります。

今回は、この違いを初心者の方にもわかりやすく解説します。

「中身」と「買い方のルール」は分けて考えよう

投資の商品を選ぶときは、次の2つを分けて考えることで、とてもわかりやすくなります。

  • 中身(指数):どこに投資するか?(例:日本の会社全体、アメリカの会社全体など)
  • 買い方のルール:どの方法で買うか?(例:1日1回価格が決まる「投資信託」、リアルタイムで買える「ETF」)

つまり、「アメリカの代表的な会社500社(S&P500)」という同じ中身を、投資信託として買うか、ETFとして買うかを選べるということです。

具体例でチェック!同じ中身の「投資信託」と「ETF」

それでは、初心者によく選ばれる4つの代表的な「中身」を例に、それぞれに投資信託とETFの両方が存在していることを確認してみましょう。

※それぞれの詳しい解説は別の記事でおこないますので、今は名前だけなんとなく知っておけば大丈夫です。

例1:日経平均株価(日本の代表的な会社)

日本を代表する225社に投資する商品です。

【投資信託で買うなら】eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) など

【ETFで買うなら】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321) など

例2:TOPIX(日本の会社に幅広く投資)

日経平均よりも幅広く、日本の多くの会社に投資する商品です。

【投資信託で買うなら】eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) など

【ETFで買うなら】NEXT FUNDS 東証株価指数(TOPIX)連動型上場投信(1306) など

例3:S&P500(アメリカの代表的な会社)

アメリカを代表する約500社に投資する商品です。

【投資信託で買うなら】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) など

【ETFで買うなら】iシェアーズ S&P500 米国株 ETF(2558) など

例4:全世界株式(世界中の会社に幅広く投資)

日本だけでなく、アメリカやヨーロッパ、新興国など、世界中の会社に分散して投資する商品です。通称「オルカン」とも呼ばれています。

【投資信託で買うなら】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) など

【ETFで買うなら】MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559) など

 結局どっちで買えばいいの?

「中身が同じなら、どっちの買い方を選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。

でも選ぶ基準はとてもシンプルなんです。

  • 投資信託のルールで買うのがおすすめな人
    まずは少額から始めて、自動積立でじっくり資産形成したい方。
    (※新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらでも買えます)
  • ETFのルールで買うのがおすすめな人
    株式のように、市場が開いている間にリアルタイムで取引をしたい方。
    (※新NISAの基本「成長投資枠」で買えます)

結論:初心者はまず「投資信託」からがおすすめ!

同じ中身(日経平均やS&P500など)に投資をする場合でも、「投資信託」と「ETF」の両方の選択肢があることをご理解いただけたのではないでしょうか。

これを知っているだけで、証券会社の画面を見ても落ち着いて商品を選べるようになるはずです。

これは私の経験による考えですが、新NISAを始める方は、まずは投資信託で自動積立を始めるのがおすすめです。

投資を続けていると、自然とさまざまな商品に興味が湧き、自分で調べる機会も増えてきます。

ETFに興味を持つ方も多いでしょう。

まずは投資信託で投資に慣れ、興味が出てきたらETFにも少しずつ挑戦してみるのも良いと思います。

ご自身の投資スタイルに合わせて、無理なく資産運用の第一歩を踏み出していきましょう!

【用語解説】

  • 指数(しすう)指数とは、株式市場の値動きをわかりやすく表した数字のことです。例えば、S&P500はアメリカを代表する約500社の株価の動きをまとめた指数です。運用会社によって商品の価格は異なりますが、S&P500に連動する商品であれば、値動きはおおむねS&P500指数に近くなります。

【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いいたします。

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