「えっ、利益が半分に…?」知らないと損する「販売所」と「取引所」の決定的な違い

暗号資産

これから暗号資産(仮想通貨)投資を始める前に、絶対に知っておくべきことがあります。

それは、あなたの知らないうちに、利益が半分以下に減ってしまうかもしれない、ある「落とし穴」の存在です。

実はこれ、以前にも少しお話ししましたが、私自身が何も知らずに暗号資産を始めて、1年後にものすごく後悔したことでもあります。

投資の世界では「知らない」ということが、どれほど恐ろしく、そして大きな無駄を生んでしまうか……。

日本のサービスではよく「手数料無料」とうたわれていますが、その言葉を鵜呑みにしてはいけません。

「せっかく値上がりしたのに、手元にお金が残らない……」

そんな悲しい思いをしないために、初心者の方にこそ絶対に知っておいてほしい真実があります。

それが、今回のテーマである「販売所(はんばいしょ)」と「取引所(とりひきしょ)」の決定的な違いです。

ここを正しく理解できれば、無駄なコストを抑えて賢く投資をスタートできます。

記事の内容をYouTube動画でも詳しく解説しています。
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「販売所」は手数料が高い「お店」

多くの人が最初に利用する国内の有名サービスは、アプリの操作がとても簡単です。

しかし、実はそのメイン画面で売買する形式の多くは「販売所」と呼ばれています。

これは、運営会社が提示した価格で直接売買を行う仕組みです。

イメージとしては、「コンビニや店舗などの『お店』で商品を買う」のに似ています。

お店なので、在庫が確保されており、ボタンひとつで「いつでも、誰でも、希望の量を確実に買える」のが大きなメリットです。

しかし、その手軽さの裏には大きなコストが隠れています。

買値と売値の間に「スプレッド(実質的な手数料)」という価格差が設定されており、これが実質的な運営会社への利益となっているのです。

例えば、買った瞬間に評価額を確認すると、すでに数パーセントのマイナスからスタートしている……なんてことがよくあります。

これが、知らず知らずのうちに利益を削り取っていく「見えない落とし穴」の正体です。

利益が半分以下に!?

どれくらい損をするのか、具体的な数字でシミュレーションしてみましょう。

たとえば、あなたが100万円分の暗号資産を買ったとします。

もし、販売所のスプレッド(手数料)が片道(買う時、売る時)3%だった場合、以下のようなことが起こります。

  • 購入時: 100万円で購入しますが、実質的な手数料が引かれ、手元には97万円分の暗号資産しか残らない状態でスタートとなります。
  • 値上がり: その後、価格が10%上昇したとします。本来なら110万円になって10万円の利益ですが、元手が97万円に減っているため、10%上昇しても106.7万円にしかなりません。
  • 売却時: さらに売る時にも、106.7万円から約3%(約3.2万円)の手数料が引かれます。

その結果、最終的に手元に残るお金は約103.5万円。

本来得られるはずの利益: 10万円

販売所での実際の利益: たったの3.5万円ほど

このように、同じ「10%の値上がり」を体験しても、販売所を使っているだけで、利益が半分どころか3分の2くらい減ってしまうことも珍しくありません。

「取引所」は手数料が安い「フリマアプリ」

一方、手数料を賢く抑えて運用したい場合は、「取引所」を利用するのが一般的な方法です。

これは、運営会社から買うのではなく、ユーザー同士で「売りたい人」と「買いたい人」が直接注文を出し合ってマッチングする仕組みです。

イメージとしては、まさに「フリマアプリ」に近い感覚です。

最大のメリットは、コスト(手数料)を大幅に抑えられることです。

販売所ではスプレッド(実質的なコスト)が数パーセントかかるのが一般的ですが、取引所形式であれば、主流の手数料は0.1%〜0.2%程度。

さらに、取引所によっては「指値(さしね)取引」という方法(あらかじめ買いたい価格を指定する注文)を使うと、市場に流動性を作ったお礼として、手数料を払うのではなく、逆に「報奨金(マイナス手数料)」としてわずかながらキャッシュバックを受け取れるケースさえあります。

取引所を使いこなせば、先ほどのシミュレーションで計算した「10%値上がりした分の含み益」を、コストで大きく削ることなく、手元に残る資産をしっかり守ることができるのです。

販売所(お店): コストが高い。手軽だが、手元に残る分が減りやすい。

取引所(フリマ): コストが安い。最初は少し難しく感じるが、資産を守りやすい。

着実に資産を運用していくためには、「取引所」を上手に活用していくのが賢い選択肢(セオリー)です。

まずは少額での練習から

「取引所」の画面は、株のトレード画面のように数字が並んでいるため、最初は難しく感じるかもしれません。

しかし、実際に使ってみると驚くほどシンプルであることに気づくはずです。

基本的には、「どの価格で」「どれだけの数量(またはいくら分)を買うか」を入力するだけ。

操作に慣れるまでは、お小遣い程度の少額(例えば100円〜500円)から練習してみるのがおすすめです。

ビットコインなどの場合は、取引所によっては最低金額が1,000円程度からになることもありますが、XRP(リップル)などの銘柄であれば、その時の価格にもよりますが数十円単位で注文できる場合もあります。

何回か売買を繰り返して操作に慣れてしまえば、スムーズに取引ができるようになります。

私も最初は数字ばかりの画面に拒否反応が出ましたが、実際に数回使ってみるとそれほど難しくないと気づきました。

まずは少額で「練習」することから始めて、無駄なコストを徹底的に避けながら、賢く効率的な資産運用をスタートさせていきましょう!

【免責事項】
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いいたします。

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