株を始める際は「手数料の安いネット証券」を選ぶことがとても大切です。
しかし、お店のホームページに「手数料無料」と書かれていても安心はできません。
実は投資には、2種類の費用がかかっていることをご存知でしょうか?
この費用を理解していないと、せっかく新NISAを始めても、知らないうちにあなたの利益が減ってしまいます。
実は私自身も、投資を始めるまでは「数パーセント」という数字を全く気にしていませんでした。
むしろ「たった数パーセントなら、安くて良心的じゃない?」とさえ思っていたほどなんでです。
しかし、投資において、この手数料がいかに大切かを知り、考えが180度変わりました。
コツコツ積み上げてきた資産も、わずかな手数料の積み重ねによって投資効率が驚くほど悪くなってしまうからです。
この仕組みを知ることができて、本当に良かったと思っています。
今では投資だけでなく、日常生活でお金を使う際も「これは手数料(無駄なコスト)が含まれていないか?」と一歩立ち止まって考えられるようになり、判断にとても役に立っています。
今回は、あなたの利益を守るためにぜひ知っておきたい「隠れた費用」の正体について、わかりやすく解説します。
記事の内容をYouTube動画でも詳しく解説しています。
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【手数料 その1】株を「買うとき」「売るとき」の費用(売買コスト)
一つ目の費用は「売買コスト」です。
これは、株や投資信託を「買うとき」と「売るとき」に、お店(証券会社)に払う仲介料のようなものです。
- ネット証券のほとんどはタダ(無料)!
多くのネット証券では、このコストを無料にしているケースが増えています。
- チェックの必要なし
基本的に、新NISAで株や投資信託をコツコツ積み立てる場合は、この費用は気にしなくて大丈夫です。
【手数料 その2】特に注意したい「信託報酬」の正体(管理費)
本当に注意すべきなのが二つ目の費用、「信託報酬」(しんたくほうしゅう)です。
この難しい名前は今日で忘れて、シンプルに「管理費」と覚えてください。
管理費とは、商品を管理・運用している専門の会社(運用会社)に、あなたの代わりに運用してもらうための「年間費用」のことです。
- 毎日、自動で引かれる費用
この管理費は、あなたが気づかないうちに、毎日自動で「あなたの投資したお金の中から」引かれ続けています。
- 長期で続けるほど響く
投資信託という商品を選んだ場合、この管理費はあなたが投資を辞めるまで、ずーっとかかり続けます。
知っておくべきこと : 同じ商品でも「管理費」は違う!

ここで一つ、大事な秘密をお教えします。
実は、「同じ会社(例:アメリカの有名企業)を応援する」という全く同じ目的の投資信託でも、商品を作っている会社によってこの管理費は違います。
例えば、A社の管理費が0.2%でも、B社なら0.1%かもしれません。
まるで、中身が同じ飲み物でも、メーカーや買うお店(場所)によって値段が違うのと同じことです。
私たちは、中身が同じなら、この管理費の「数字の小ささ」で商品を選ぶのが有力な選び方のひとつです。
「管理費」はなぜ怖い?小さくても長期で大きな差に!
この管理費は、0.1%など非常に小さな数字で示されます。しかし、この「小さな数字」に油断してしまうのが、投資における最大の罠です。
具体的にどれくらいの差になるか、イメージしてみましょう。
例えば、毎月5万円を20年間、年利5%で運用できたと仮定して比較すると、驚くべき結果になります。
- 管理費 0.1% の場合:支払う手数料の合計は 約14万円
- 管理費 0.5% の場合:支払う手数料の合計は 約70万円
その差はなんと、20年間で約56万円にもなります。
(※あくまで簡易シミュレーションであり、実際の運用成果を保証するものではありません)
投資金額が大きくなったり、期間が30年、40年と長くなれば、この差は数百万単位にまで膨れ上がります。
「たった0.4%の差」が、将来の車一台分、あるいは大切な家族との旅行数回分の資金を奪ってしまうかもしれないのです。
「コンマ数パーセントの違いが、将来のお金を劇的に変える」ということを、絶対に忘れないでください。
【チェックポイント】手数料で損しないための簡単な見分け方
新NISAで商品を選ぶときは、この「管理費(信託報酬)」だけをしっかりチェックすればOKです。
- 管理費(信託報酬)が書いてある場所を探す
投資信託の商品の説明書(ウェブページなど)に必ず載っています。
- パーセンテージ(%)の数字を見る
数字が小さければ小さいほど、私たちにとってはお得な商品です。
- 目安は0.1%以下
今人気の、世界中に広く投資する商品は、0.1%以下の非常に安い管理費になっています。これを目安に選びましょう。
費用を抑えることが、お金を増やすための「最短ルート」です
手数料は、あなたの努力とは関係なく、自動でお金が減ってしまう「無駄な出費」です。
実は、この「数パーセントをバカにしない」という考え方は、投資だけでなく、日常のサブスク代や手数料の高いATM利用などを見直すきっかけにもなりました。
投資の「隠れたコスト」に敏感になることは、あなたの資産だけでなく、人生の「お金の守り方」そのものを強くしてくれます。
手数料の安いネット証券を選び、さらに管理費(信託報酬)の安い商品を選ぶこと。
これこそが、新NISAで賢くお金を増やすためのとても大切な一歩です!
【用語解説】
- 信託報酬(しんたくほうしゅう)
投資信託を管理・運用してもらうための「サービス利用料」です。預けているお金の中から「年率◯%」という形で毎日自動的に差し引かれます。
【免責事項】
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いいたします。


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