2026年4月15日、楽天ウォレットから待望の大型アップデートが発表されました。
※システム調整の影響で16日未明からの正式スタートとなりましたが、SNS上でも注目が集まり、多くの利用者から期待の声が上がっています。
新銘柄の追加や楽天ペイ連携など、ネット上でもかなり盛り上がっていますが、一人の投資家としては「利便性は上がっても、投資効率として本当にお得なの?」という点が一番気になるところですよね。
実は私にとって、楽天ウォレットは非常に思い入れの深いサービスです。
遡ること約6年前。
まだビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュの3種類しか選べなかった初期の頃、私は買い物で貯まったポイントを使い、ビットコインとイーサリアムを毎月交互にコツコツと買い増していました。
当時は、現金を使わずに「ポイントで主力の暗号資産が買える」ということ自体が毎月の大きな楽しみで、少しずつ増えていく残高を眺めては喜びを感じていたものです。
しかし、投資の経験を積み、市場の仕組みを深く理解するにつれて、ある時ふと気づいてしまったのです。
「……これは、実はすごくもったいないことをしているのではないか?」と。
その気づきをきっかけに、私は思い切ってこのサービスを使うのをやめることにしました。
今回は、「元・愛用者」としての正直な気持ちを込めて、今回のアップデートで何が変わったのか、そして自分のお金を賢く守るにはどうすればいいのかを、分かりやすくお伝えします。
1. アップデート内容:新銘柄が続々!楽天ペイでの決済も可能に
今回のアップデートで、楽天ウォレットの利便性が一気に向上しました。
- 新銘柄の同時上場 : XRP(リップル)、ドージコイン(DOGE)、ステラルーメン(XLM)、シバイヌ(SHIB)、トンコイン(TON)の5銘柄が追加。
- 楽天ペイでの決済対応 : 保有している暗号資産を「楽天キャッシュ」へ即座にチャージ可能に。全国の楽天ペイ加盟店で、普段の買い物に使えるようになりました。
2. 【実体験】私が「もったいない」と感じて利用をやめた理由
非常に便利なサービスですが、私は現在、楽天ポイントを暗号資産ではなく、楽天証券で「株式」の運用に回しています。投資効率を重視するなら無視できない理由があるからです。
- 「販売所」スプレッドの壁 : 楽天ウォレットは初心者向けの「販売所」形式です。チャージ(売却)の際、実質的な手数料(スプレッド)で資産が目減りしてしまいます。
- 仕組みを知ると見え方が変わる : 私も最初はポイントで買える手軽さに惹かれていましたが、販売所のコストの仕組みを理解してからは、より効率的な運用先を選ぶようになりました。
そもそも「スプレッド」って何?
スプレッドとは、例えばビットコインの市場価格が1000万円だった場合、「買うときは1030万円、売るときは970万円」といったように、実際の価格と売買価格の「差」のことを言います。
日本では取引所にもよりますが、約3%のスプレッドが設定されていることが多いです。買った瞬間に3%マイナスからスタートするのは、投資効率としてはやはり厳しいですよね。
※まずはこの記事で基本を理解していただき、さらに詳しく知りたい方は以前のブログやYouTubeも参考にしてみてください。
ブログ:「えっ、利益が半分に…?」知らないと損する「販売所」と「取引所」の決定的な違い
YouTube:【警告】利益が半分以上消える!暗号資産初心者がハマる「販売所」の落とし穴と回避術
3. それでも「ポイント投資」は最強の入り口である理由
コスト面を厳しく書きましたが、「これから暗号資産を始める人」にとって、楽天ウォレットは依然として素晴らしい選択肢です。
- 現金リスクがゼロ : 持ち出しの現金ではなく「余ったポイント」で投資できるため、初心者にとってリスクは非常に低いです。
- 業界の大きな進化 : 暗号資産を日常の決済にシームレスに繋げたことは、日本の暗号資産業界にとって大きな進歩だと言えます。
4. 決済利用のメリットとデメリット(注意点)
■ メリット
- 楽天キャッシュへの即時チャージで、利便性が抜群。
- ポイント利用なら、現金を持ち出さずに「リスクほぼ0」で始められる。
■ デメリット(注意点)
- スプレッド(実質手数料)により、実質的に高い買い物になる可能性がある。
- 税務管理の意識: 決済(チャージ)のたびに損益が発生しますが、楽天ウォレットでは取引履歴や「年間取引報告書」が提供されます。これらを活用して、確定申告に向けた損益管理を忘れずに行いましょう。
5. 【今後の期待】「板取引」の導入で真の神アプリへ
今の楽天ウォレットは、資産を増やす場所というより、「資産を便利に使う場所」としての性格が強いです。
先日、Binance Japan(バイナンスジャパン)とPayPayの連携が話題になりましたが、あちらは「板取引(取引所)」も視野に入れた動きを見せています。
楽天ウォレットも、この圧倒的な使いやすさを維持したまま、より投資効率の良い「板取引」が導入されれば、利用者数はさらに爆発的に増えるはずです。今後のアップデートに強く期待しましょう!
今回のアップデートの詳細はこちら(公式サイト)
正確な情報を確認したい方は、以下の公式発表も併せてご覧ください。
Yahoo!ニュース(CoinPost提供)
楽天ペイ、XRPやドージコインなど5銘柄の決済利用に対応 4400万人経済圏へリーチ
【免責事項】
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いいたします。


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