株式投資で運用益を非課税にするためには、まず「新NISA口座」という特別な入れ物を用意する必要があります。
実は私も、初めて証券口座を開設したときは、「特定口座」や「源泉徴収」といった聞き慣れない専門用語の多さに戸惑い、画面の前でフリーズしてしまいました。
普段の銀行口座を作るような感覚で気楽に進めてしまったのが、苦戦の原因でした。
当時は用語を一つずつ調べるだけで丸一日を費やしてしまい、口座開設のボタンを押すまでにかなりの時間がかかってしまった苦い経験があります。
そこで今回は、当時の私が「これを開設前に知っていれば、迷わずもっとスムーズにできたのに!」と痛感したポイントをすべて詰め込みました。
初めての方でも専門用語に引っかからず、スムーズに新NISA口座を開設できる手順を分かりやすくお届けします。
「口座開設の手続き」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実はスマホ一つで完結し、用意するものもごくわずかです。
いよいよ投資のスタートラインですね!
今回は、あなたが選んだネット証券で、スムーズに口座を開くための「必要な準備と3つのステップ」を分かりやすくお伝えします。
【ステップ1】口座開設で必ず必要な「3つのもの」を揃える
まずは、以下の3つを手元に準備しましょう。これさえあれば、すぐに手続きを始められます。
1. マイナンバーカード(スマホで最短開設するには、マイナンバーカードが必要です)
スマホで本人確認を完結させるには、顔写真付きのマイナンバーカードが必要です。
これ1枚で手続きが即座に終わるため、最短で始めたい方には必須のアイテムです。
2. 本人確認書類(マイナンバーカードがない場合)
マイナンバーカードをお持ちでない場合は、マイナンバーが確認できる書類(住民票など)と、運転免許証などの本人確認書類を組み合わせて使用します。
※この場合はオンラインでの即時確認が使えず、郵送での手続きになることが多く、開設までに数日〜1週間程度の時間がかかる点に注意してください。
3. 銀行の口座情報
投資に使うお金を入金したり、将来的に利益を受け取ったりするための「あなた名義の銀行口座」の情報(通帳やキャッシュカード)が必要です。
【重要】銀行口座は銀行口座は「証券会社とセット」で使うと便利!
もし新しく銀行口座を作る予定なら、証券会社と同じグループの銀行口座を連携しておくと、入出金や資金管理がスムーズになります。
- 例えば楽天証券を選んだ場合:「楽天銀行」の口座を一緒に開いて連携させると、入出金をスムーズに行えるようになります。
- 例えばSBI証券を選んだ場合:「住信SBIネット銀行」の口座を作っておくと便利です。お金の連携がスムーズになるだけでなく、預金金利の優遇など、連携によるメリットがあります。
相性の良い銀行口座をセットで用意しておくと、今後の投資が非常にスムーズになります。
【ステップ2】ネット証券のサイトで「口座開設」に進む
必要なものが揃ったら、ご自身が選んだネット証券(楽天証券やSBI証券など)の公式サイトへスマートフォンからアクセスしましょう。
- 「口座開設」ボタンを探す
サイトの一番目立つ場所にある「口座開設」や「新NISAを始める」といったボタンをタップします。
- メールアドレスを登録
案内に従って、普段使っているメールアドレスを登録します。届いたメールのURLから手続きを進めます。
- お客様情報を入力
画面の指示に従い、あなたの名前、住所、生年月日などの個人情報を入力していきます。
難しい言葉は出てこないので安心してください。
【ステップ3】書類をスマホで撮って送る(アップロード)
ここで、ステップ1で準備したマイナンバーカードの出番です。
- 写真に撮る
マイナンバーカードの表・裏、そして指示に従ってカードの「厚み」や「自分の顔」をスマホで撮影します。この「自撮り」による確認があるからこそ、本人確認がその場でスピーディーに完了します。
- 写真を送る(アップロード)
撮った写真はそのまま画面上から提出(アップロード)します。郵送の必要はありません。
※注意:他の書類を使う場合
通知カードや住民票など、マイナンバーカード以外の書類を使う場合は、この「スマホ撮影(即時確認)」が利用できないことが多いです。
その場合は「画像アップロードのみ」や「郵送」の手続きとなり、開設までに数日〜1週間ほど余計に時間がかかります。

【重要】配当金を非課税で受け取るための「必須設定」
投資を始める前に必ず確認してほしいことがあります。それが「配当金の受取方法」です。
そもそも配当金とは、企業が事業で得た利益の一部を、株主である私たちに還元してくれる「現金のご褒美」のようなものです。
本来、この配当金には約20%の税金がかかりますが、新NISA口座で受け取れば、これが丸ごと非課税になります。
ただし、この非課税の恩恵を受けるためには、設定で「株式数比例配分方式」を選ぶことが絶対条件です。
申し込み手続きの中に受取方法を選ぶ画面が出てきます。
最初からこの設定になっていることが多いですが、必ず自分の目で「株式数比例配分方式」が選ばれているか確認してください。
もし別の方式(銀行振込など)になっていると、せっかくの新NISAなのに税金がかかってしまいます。
「株式数比例配分方式」=「証券口座で受け取る」と覚えておけば間違いありません。
※配当金については、また別の機会に詳しく解説する記事を作成しますので、まずは「口座開設時にはこの設定が必須!」とだけ覚えて進めてくださいね。
【重要】「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ
途中で必ず、税金の計算方法として「特定口座」か「一般口座」を選ぶ画面が出てきます。
初心者の方は、迷わず「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでください。
これを選んでおけば、もし将来新NISA枠以外で投資をした場合でも、面倒な税金の計算を証券会社がすべて代わりにやってくれるため、自分で確定申告をする手間が省けます。
- 「新NISA口座」を選択する
同じ画面の近くに、新NISA口座の選択項目があります。
ここでは必ず「新NISA口座を開設する」(または「申し込む」)という項目にチェックを入れてください。
完了!あとは「審査完了の通知」を待つだけ
全ての手続きが終われば、あなたの作業は完了です。
あとは証券会社や税務署が、あなたの情報や新NISAの資格をチェックする「審査」を待つだけです。
最短数日〜1週間程度(混雑時はもう少しかかる場合あり)で、ログインに必要な情報が書かれたハガキまたはメール・Web上で通知が手元に届きます。
これが届けば、いよいよ新NISAでの投資をスタートできます!
難しく考えず、まずは最初の「入れ物」を作ることから、確実に一歩を踏み出しましょう。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いいたします。


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