新NISAで投資信託を選ぼうとすると、「日経平均」や「S&P500」といった名前をよく目にしますよね。
これらは「インデックス(指数)」と呼ばれ、株式市場全体がどのように動いているかを表す指標です。
今回は、投資信託を選ぶうえで知っておきたい「インデックスの仕組み」と、初心者がよく目にする4つの代表的なインデックスについて、わかりやすく解説します。
インデックス(指数)に連動するってどういうこと?
投資信託には、この「インデックス(指数)」に連動するように運用される商品があり、これをインデックスファンドと呼びます。
仕組みはとてもシンプルです。
例えば、日本の指標である「日経平均株価」が30,000ポイントから30,900ポイントに【3%上がった】としましょう。
すると、それに連動するインデックスファンドの価値も、ほぼ同じように3%程度増えることになります。
最初に10,000円でインデックスファンドを購入していた場合、指標が3%上がれば、あなたの商品の価格も3%程度上がって約10,300円になり、300円ほどの利益が出るということです。
このように、「市場全体の値動きとほぼ同じように自分の資産も増減する」のがインデックス投資の最大のポイントです。

これだけは覚えよう!主要な4つのインデックス
では、代表的な4つのインデックス(指数)を見てみましょう。
■ 1.日経平均株価(日経225)
- 対象:日本を代表する225銘柄(トヨタやソニーなど)。
- 特徴:ニュースで毎日流れる、日本で一番有名な指標です。日本の主要企業の調子を知るのに使われます。
■ 2.TOPIX(東証株価指数)
- 対象:東京証券取引所に上場している、日本の幅広い企業(約2,000銘柄)。
- 特徴:日経平均よりも対象が広く、一部の有名企業だけでなく「日本の株式市場全体」の動きをより正確に反映します。
■ 3.S&P500(エスアンドピー500)
- 対象:アメリカを代表する主要な約500銘柄(Apple、Amazon、Microsoft、Alphabet(Google)など)。
- 特徴:今、新NISAで最も人気があるアメリカの指標です。過去数十年にわたって力強く成長してきた実績があります。
■ 4.全世界株式(オール・カントリー/通称:オルカン)
- 対象:日本やアメリカを含む、世界中の約3,000銘柄。
- 特徴:世界中の企業に幅広く投資できるため、1つの国に偏らず分散投資がしやすい指標です。
S&P500とオルカンがよく選ばれる理由
S&P500がよく選ばれる理由は、アメリカには世界的に有名な企業が多く、世界経済を引っ張る力があると考えられているからです。
Apple、Amazon、Microsoft、Alphabet(Google)など、世界中で使われているサービスを提供する企業が多く含まれています。
一方、オルカンはアメリカだけでなく、日本やヨーロッパ、新興国など世界中に分散して投資できます。
また、オルカンも中身を見るとアメリカの割合が半分以上を占めているため、「アメリカの成長も取り込みながら、他の国にも分散できる」という点が人気の理由です。
結論:自分に合ったインデックスを選ぼう
- 日経平均・TOPIX:日本企業を中心に投資したい方におすすめ。
- S&P500:アメリカの成長に期待したい方におすすめ。
- 全世界株式(オルカン):アメリカを中心に、世界中へ分散投資したい方におすすめ。
まずは、この4つの代表的なインデックスを知っておくと、投資信託を選びやすくなります。
大切なのは、人気だけで選ぶのではなく、自分がどの地域に投資したいのかを考えることです。
インデックスの特徴を理解しておくと、投資信託の商品名を見たときにも内容をイメージしやすくなります。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いいたします。


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