新NISAで投資を始めると、あなたが買った株や投資信託の価格(投資信託の場合は「基準価額」と呼びます)が、毎日変動していることに気づくはずです。
「昨日増えたのに、今日は減っている…」と不安になるかもしれませんが、この変動には必ず理由があります。
私も投資を始めたばかりの頃は、価格が下がるたびに「このまま損をしてしまうのではないか」と気になっていました。
しかし、価格が動く仕組みを理解すると、一時的な値下がりにも以前ほど慌てなくなることがあります。
今回この記事を書いたのは、株価や基準価額が動く理由を知ることで、価格の変動に一喜一憂せず、落ち着いて投資と向き合えるようになってほしいと思ったからです。
今回は、株価や基準価額のアップダウンを引き起こす「3つのシンプルな要因」を初心者向けにわかりやすく解説します。
要因1:「会社の業績」(基本の動き)
株価は、その会社がどれだけ利益を出しているか、これから成長しそうかという「業績」に大きく左右されます。
利益が増えたとき:「この会社は順調に成長している」と考える投資家が増え、株価が上がりやすくなります。
利益が減ったとき:「今後が心配だ」と考える投資家が増え、株価が下がりやすくなります。
ニュースなどで「決算発表」や「売上が過去最高を更新」といった話題を見かけることがありますが、こうした情報も会社の業績を判断する材料として注目されています。
あなたが投資信託を買っている場合も、その投資信託に組み入れられている多くの会社の業績によって価格が変動します。

要因2:「経済ニュース」や「世界情勢」(全体の動き)
個別の会社の業績に関係なく、日本や世界全体に関わるような大きなニュースは、市場全体の株価を動かします。
経済にプラスと考えられるニュース(例:景気回復や利下げなど):
「これから企業の業績が良くなりそうだ」と期待する投資家が増え、株価全体が上がりやすくなります。
経済にマイナスと考えられるニュース(例:戦争や景気悪化、利上げなど):
「これから先が不安だ」と考える投資家が増え、株価全体が下がりやすくなります。
例えばニュースで
・アメリカが利下げを検討
・景気後退への懸念
・大きな災害や戦争
・物価上昇(インフレ)
といった話題を見かけることがあります。
このようなニュースは、個別の会社だけでなく市場全体の株価に影響を与えることがあります。
私も投資を始めた頃は、ニュースを見るたびに不安になっていました。
しかし、長く相場を見ていると、一時的なニュースで大きく価格が動いても、その後落ち着く場面を何度も経験しました。
もちろん将来の値動きを予測することはできませんが、一時的なニュースだけで慌てて判断しないことも大切だと私は考えています。
要因3:「投資家の心理」(感情的な動き)
株価を動かすのは、最終的には「買いたい人」と「売りたい人」のバランスです。
どんなに良い会社でも、売る人が多ければ株価は下がりますし、逆に買う人が多ければ株価は上がります。
多くの人が買いたいと思うとき:
「これからもっと上がりそうだ」と考える人が増え、株価が上昇しやすくなります。
多くの人が売りたいと思うとき:
「これ以上下がる前に売ろう」と考える人が増え、株価が下落しやすくなります。
最近ではSNSやニュースの影響も大きく、多くの人が同じ情報を見て行動することがあります。
「この銘柄が話題になっているから買おう」
「みんなが売っているから自分も売ろう」
と考える人が増えると、短期間で価格が大きく動くこともあります。
私自身も投資を始めた頃は、価格が下がると不安になって売ってしまった経験があります。
しかし後から振り返ると、一時的な感情で判断してしまったことも少なくありませんでした。
そのため私は、価格が大きく動いているときほど、感情ではなく冷静に判断することが大切だと考えています。
結論:価格が動く理由を知れば慌てなくなる
株価や基準価額の変動は、投資の世界では自然なことです。
会社の業績、経済ニュースや世界情勢、そして投資家の心理によって価格は日々動いています。
私自身も最初は価格の変動が気になっていましたが、仕組みを理解することで以前ほど慌てなくなりました。
一時的な値動きだけに振り回されず、自分の投資方針に沿って判断することが大切だと私は考えています。
【免責事項】
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いいたします。

コメント